2014年1月20日月曜日

研究テーマが、それは「夢話し」とならないように、FINERで現実検討しましょ

研究テーマは見つけた

昨日、研究テーマを見つけつための方法として研究をしてみようかな、って何からしたらいいの?PECOの流れにまずは乗ろうを記事にしました。PECOの流れにのって自分の興味がある研究テーマを見つけることができたら、その次のステップを紹介します。

芽が出た研究のタネが実は「夢話し」で、いざ取り掛かろうとしてもハードルが高くて動けないとか、現実的に実行出来そうもないと壁にぶつかることも多々あります。
その壁を乗り越える、もしくは壁を削る事ができる方法です。





FINERでテーマをcheckする


聞きなれない言葉です。私も新人教育プログラムの資料をみて初めて知りました。お恥ずかしい。
けど知らないことを調べ、考え自分の物にする行動が重要なんです。いっしょにまなびましょう!


FINERとは良い研究の必須条件です。
可能な限りこの条件をクリアーしておくことが論文のAcceptという、望ましい結果に繋がるでしょう。


Feasible 実現可能な
・対象者数、時間、費用、自己実現性→実現可能なテーマかをはっきりとする


Interesting 興味深い
・関心を持てる(真理追求という意味で)研究か?自分自身が興味を持ち続けられるテーマかどうかも大事。一度取り掛かると数ヶ月はこの研究テーマを寝食を共にすることになります。ぞっこん惚れるぐらいのテーマが見つけられたらそりゃもうね。


Novel 新規性
・既知のリサーチクエスチョンでも対象。アウトカムの変化で新奇になる
・関連文献が少ない場合は新奇性が高いかもしれない。


Ethical 倫理的・道徳的
倫理的問題を含んでいてはいけません。理学療法に含まれる運動療法は健康長寿のために有効であることは周知の事。なので介入の有無のコントロール群を設定する時は注意が必要です。


有効ってわかっているのに実施しないってのは医療者倫理に問題が出てきます。要注意。


Relevant 必要性
患者、地域、社会にとっての問題解決として適切なのか?この研究テーマが患者に、理学療法士に日本に世界に必要なことなのか?この問に答えられないうちはそのテーマはもうちょっと煮詰める必要があり。

の頭文字を合わせてFINERです(Hulley、医学的研究のデザイン:研究の質を高める疫学的アプローチ- 第3版、2009)






FINERを先輩に見てもらおう


PECOもFINERもいきなり書き埋めることが出来ません。書いたとしても現実とかけ離れて「夢話し」とならないようには、先輩・上司に見てもらいましょう。FINERを書く準備ができているのなら、相談を受けた先輩・上司も嫌がることは無いですよ。絶対に、力になってくれます。ここは思いっきり頼ってみましょう。